このページはこのような方を対象としています。
- 夫が小田急線海老名駅前で警察官に暴行を加えて、海老名市大谷にある海老名警察署に逮捕されたと連絡がありました。いつ釈放されるか教えてくれず、会社に何と言えばよいかわかりません。できるだけ早く釈放されるにはどうすれば良いのでしょうか。
- 大学生の息子がJR横浜線相模原駅近くの消防署の職員に酔って暴行を加えてしまい相模原市中央区富士見にある相模原警察署に逮捕されました。消防署の職員と示談できるかどうかわかりませんが親として謝罪はしたいと思っています。どうすれば良いでしょうか。
- 友人が小田急線新百合ヶ丘駅駐車場で警察官に職務質問をされた際に、無視して通り過ぎようとしたところ、暴行したと言われ、逮捕されました。川崎市麻生区古沢にある麻生警察署で勾留されているのですが、今回の場合も公務執行罪に当たるのでしょうか。
横浜・神奈川でご家族が公務執行妨害の容疑で逮捕されても、即対応で安心。
前科阻止・早期の釈放・被害者対応まで任せられる、アトム横浜の弁護活動です。
夫/息子が公務執行妨害の容疑で南警察に逮捕されました。
容疑は、交通違反切符を切られた際に、警官に食って掛かったというものです。
逮捕は昨夜8時ころで、明日は検察庁に行くそうです。
どうしたらいいでしょうか。
Q.どういうことをしたら公務執行妨害で捕まるのですか?
公務執行妨害罪は、南警察の警察官など公務員が職務を行っているときに、暴行や脅迫を加えると成立します。警官の取り締まりに逆上して殴りかかるといったケースが多いです。「暴行」「脅迫」があって初めて同罪が成立します。したがって、単に警官の指示に従わなかった(無視した/逃げた)、というような場合には同罪は成立しません。
近年では、駐車禁止の取り締まりを行う「駐車監視員」に対して暴行を働くというケースが増えているようです。
南警察に逮捕された今回のご相談のケースでは、ご主人/ご子息がどこまでの行為を行ったかによって犯罪の成否が決まります。自己の主張を強く訴えた程度であれば問題ないでしょうが、胸倉をつかんで殴りかかったり、脅迫まがいのことを言ったりしたとなると、公務執行妨害罪に問われる可能性はあります。
刑法第95条(公務執行妨害)
公務員が職務を執行するに当たり、これに対して暴行又は脅迫を加えた者は、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。
②公務員に、ある処分をさせ、若しくはさせないため、又はその職を辞させるために、暴行又は脅迫を加えた者も、前項と同様とする。
Q.宮前警察に公務執行妨害で逮捕された夫/息子を早く留置場から出すためにはどうしたらいいですか?
神奈川の刑事事件で警察に逮捕された被疑者は、逮捕の翌日か翌々日に検察庁に連れて行かれ、釈放の有無が検討されます。検察官と裁判官に「釈放すべきでない」と判断されると、勾留を請求された日から10~20日間、留置場で生活しなければなりません。
宮前警察に公務執行妨害の容疑で逮捕されたご主人/ご子息を1日も早く宮前警察署の留置場から出すためには、まず経験豊富な弁護士を選任することが大切です。
アトム横浜の弁護士を選任すれば、検察官や裁判官に勾留をしないように求める意見書を提出し、仮に間違って勾留が決定された場合でも、準抗告という不服申し立ての手続きにより、その取り消しを求める活動をすることができます。
Q.山手警察に公務執行妨害で逮捕された夫/息子に前科をつけないためにはどうしたらいいですか?
神奈川の刑事事件で逮捕されても前科を付けないためには、必要な弁護活動を尽くして、検察官から不起訴処分を獲得するか、裁判官から無罪判決を獲得する必要があります。しかし、日本の刑事裁判で無罪判決が出されるのは統計上0.1パーセントと極僅かです。そこで、前科を付けないためには、まずは不起訴処分の獲得を目標とした弁護活動を行うことになります。
山手警察の警察官などに暴行を加えたとして公務執行妨害罪の容疑をかけられている場合、不起訴処分を獲得するためには、犯した罪を素直に認めて反省し、更生の意欲を形で示すことが大切です。暴行の相手方である山手警察の警察官や警察署と示談を締結することは、実際上不可能であるため、弁護士を通じて反省文を検察官に提出するなど、ご相談者様の更生の意欲を積極的に形にし、伝えていく必要があります。まずは経験豊富な弁護士を選任することが大切です。
Q.大和警察に無実の公務執行妨害の容疑をかけられた場合、無実を証明するにはどうしたらいいですか?
神奈川の刑事事件で警察から一度犯罪の容疑をかけられてしまうと、無罪を獲得するためには多大な労力を要します。被疑者=犯人という前提を持つ警察官に囲まれ、過酷な取り調べを無事に乗り切るためには、取り調べについての正しい知識を持ち、適切に振る舞うことが大切です。
神奈川の刑事事件で無実の公務執行妨害の容疑を晴らすためには、まずは経験豊富な弁護士を選任することが大切です。
アトム横浜の弁護士がついていれば、「黙秘権」という憲法上保障された重要な権利をどのように使うべきか、アドバイスを受けることができます。
また、大和警察など、警察の取り調べで喋った内容は供述調書に記載されますが、アトム横浜の弁護士がついていれば、喋った内容が正しく記録されているか、調書にサインする前に内容を相談することができます。
取り調べにおいては、黙秘権を適切に使い、内容が不当な供述調書にはサインを断固拒否することが、無罪獲得の第一歩です。
更に、アトム横浜の弁護士がついていれば、無罪を獲得する有利な証拠を収集し、これを書面にまとめて関係当局に提出することができます。早い段階からこうした活動を行うことで、無実を証明する有効な活動につなげることができます。